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にらやま動物病院

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ひでちゃんとのお別れが近づいてます

ここ最近、長いお付き合いのわんちゃん、猫ちゃん達とのお別れがたくさんありました。
待合室が20歳以上の猫ちゃん達でいっぱいだった時期もありました。

そんな日々の中でいると15歳半の秀吉はまだまだ若造に感じられてしまいますが、もう十分に老猫。
他の老猫ちゃんたちと同じように腎不全になり、ずっと治療を続けていましたが、いよいよ肉体的にも限界が近づいてきています。

ピーク時には6キロ以上あった体重も今は半分以下になっています。一時期はちゅーるですら食べなくなっていたのですが、いつも入院患者さんに食べさせようとa/d缶を開けると、「俺にもくれ~!」と大騒ぎしていたことを思い出し、本来は腎不全の子には成分的にあまり良くないのですが、最期は食べたいものを食べさせてみようとa/d缶をあげてみたところ、ものすごくよく食べて、GW明けまでしかもたないだろうと思っていたのが、6月入って昨日までニャンニャン言いながら、妻のことを後追いしていました。
一時期はドライフードも口にするほど元気でしたが、5月の終わり頃から左右の瞳の大きさが違うようになり、6月に入った頃には眼振も始まりました。たぶん頭の中に腫瘍か何かできているのかもしれません。
歩くのもふらふらでしたが、それでもずっと自力でトイレにも行ってました。
ただ、ふらつくので水がうまく飲めなくなり、点滴で水分補給を続けてましたが、
昨日はもう皿の食べ物は食べられなくなり、妻の手から少しだけ食べるのみになりました。
今は寝床に入ってじっとしたままです。
私や妻に触れられるのが大好きな子だったので、ただただ撫でてあげる事ぐらいしか、してあげられることが残っていない状況です。